今年のゴールデンウィークも地元の広島には帰省せず、ここ最近、力を入れて製作している亀ルアーの微調整。
ルアーをひとつ作るにしても、沢山の道具が必要です。
浮き姿勢の調整は割とすんなりいったのですが、首の可動域の調整にはかなり苦労しています。
頭とボディーが接触した際に、カチン!とサウンドが出るのですが、接触する面と面をきれいに作るよりも、適当に作った方が音が良かったりします。
今のところ、樹脂を成型した後の、バリをカッターで適当に削っただけの写真のような処理が、アクション中のサウンドが良いのです。
さすがにそのままではカッコ悪すぎるので、それを超えるようなデザインを目指して、様々な形状をテストしています。

首の角度は左右50°ずつ、合計100°の可動域が今のところ1番良いです。
これ以上動くようにしてしまうと、ラインが絡んだり、ボディーの可動域が大きくなりすぎて連続アクションの動作のバランスが悪くなります。
少しの首の角度でアクションが予想もしないくらい大きく変動するので、亀ルアー製作において、首の角度は最も重要なのです。

ようやく実釣に使えるレベルまで各部のパーツが仕上がってきました。
本来はリザーバーなどでテストをしていきたいのですが、緊急事態宣言真っ只中なので、解除されるまでは大阪府内のフィールドで試してみます。
亀ルアーは休日のみの作業なので、ずいぶんと時間がかかっていますが、完成すれば、今までに経験したことのないようなバスフィッシングを楽しめるルアーになると思います。
乞うご期待です!